日本語教育研究者育成奨学金
Scholarship for Young Applied Japanese Linguistics & Education Researchers
(2022.12.23updated 令和5年度分は2023.2.24書類必着での〆切)
国際日本研究学位プログラム・日本語教育学領域では、一般社団法人尚友倶楽部の助成を得て、令和2(2020)年度より、同領域に所属する博士後期課程学生を対象とした新たな奨学金制度の運営をスタートさせました。この奨学金制度では、研究費および1年間の学費について支援する運びとなっています。この制度により、同領域の優秀な学生が研究により専念することのできる環境構築の確立を目指しております。
下記、奨学金受給者インタビューをご覧ください。
本制度の目的および意義
- 日本語教育を専門とする博士後期課程の学生の研究に専念できる環境を構築することにより、国際的に活躍できる日本語教育研究者の育成に寄与する。
- 日本語教育を専門とする博士後期課程への進学予定者に奨学支援を行うことにより、質の高い学生を世界中から集め、博士後期課程全体の質の向上を図る。
- 研究費を有効活用することで、国内での研究に留まらず、国際的な研究へと発展させる。
対象者
- 令和5年度に国際日本研究学位プログラム博士後期課程日本語教育学領域に所属している学生、もしくは、入学後に所属する予定の方
- 令和5年度に国際日本研究学位プログラム博士前期課程日本語教育学領域に所属している学生、もしくは、入学後に所属する予定の方
※注意:JST「次世代研究者挑戦的プログラム」との併願は不可とします。
申請に必要な書類
- 申請書一式(申請書、履歴書、研究計画書、指導教員推薦状)
- 健康診断書
- 成績証明書
- 前年度研究業績一覧
- 修士論文の概要(和文2,000字程度)
*1の申請書一式は、募集告知時に別途案内することとしています。
要項(助成人数および助成金額)
- 対象学生のうち2名(前年度の研究成果優秀者1名、新入学生1名)を採択する。
- 採択者に対して1年間の学費(実納付額)と研究費(30万円)を助成する。
出願および審査方法(二段階方式)
- 前年12月ごろに対象者向けに募集告知を行なうので、告知後、出願希望者は書類一式を準備する。
- 上記の申請書類一式を2月末の指定の期日までに日本語教育学領域の責任者に提出する。その後、日本語教育学領域にて内部審査を行い、推薦者を決定する。
- 推薦者に対して尚友倶楽部による面接を含む審査を行い、採択者2名を決定する。
奨学金の振込および使途
- 学費は春学期と秋学期に分けて採択者の個人口座へ振り込むこととする。
- 研究費は本学において管理し、その使途は本学事務規定・会計要領にもとづき取り扱う。
採択された学生の義務
- 助成期間中の半期ごとに研究レポートを提出しなければならない。
- 助成期間終了後、研究報告(研究費の使用概算書を含む)を作成しなければならない。なお、本報告書は一般社団法人尚友倶楽部会報へ掲載する場合がある。
申請資格の制限
- 休学中/留学中の者、および、受給対象年度内に休学/留学(大学間協定による留学は除く)を予定している学生は申請することができない。
その他
- 返還義務のある奨学金および生活費を対象とする奨学金に関しては、その総額が1年間の学費(実納付額)を超えない範囲で併用を認める。
- 採択後、正当な事由がなく研究が遂行できない、または、採択後に短期間で留学・休学・退学をおこなうといった事情が発生した場合には、採択者に対して全額返還を求める可能性がある。
- 筑波大学以外の教育機関からの入学予定者も申請することができる(入試に合格した者のうち潜在対象者に対してのみ詳細を通知)。ただし、申請締切は入学前であるため、申請にあたっては入学後の指導教員候補者と打ち合わせ、慎重に確認されたい。
問い合わせ先 Contact
国際日本研究学位プログラム事務室 IAJS faculty Office
E-mail:info#@#japan.tsukuba.ac.jp(#@#を 「@」 に置き換えてください)