新制度に対応した日本語教員養成課程と日本語教員実践研修
・本プログラムは2025年度以降の入学者対象となります。
・2024年度以前の入学者は「日本語教師養成プログラム・日本語教育実践研修プログラム 」をご覧ください。
日本国内では、2024年度より施行された日本語教育機関認定法に基づき、新たに日本語教育機関認定制度・登録日本語教員制度が開始されています。当制度では、文部科学大臣が認定した「認定日本語教育機関」の日本語教員となるために「登録日本語教員」資格が必要で、資格取得には日本語教員試験(基礎試験・応用試験)の合格と実践研修の実施が必須となります。人文社会科学研究群の「日本語教員養成課程(大学院課程)」、および、「日本語教員実践研修(大学院課程)」は、この新しい制度にも対応するもので、「日本語教員養成課程(大学院課程)」を修了することで上記の日本語教員試験の基礎試験が免除され、また、「日本語教員実践研修(大学院課程)」を修了することで、上記の実践研修を修めたことが認められます。
日本語教員養成課程(大学院課程)
筑波大学「日本語教員養成課程(大学院課程)」は、日本語教師に求められる言語や文化、日本語教育に関する知識・技能のほか、言語教育者として必要な文化多様性・社会性に対する態度を養うことを目的としています。人文社会科学研究群(博士前期課程)で開設する所定の科目25単位を修得した上で、最終修了審査申請書を提出し、審査に合格すると修了証が発行されます。国家試験である「日本語教員試験」の基礎試験が免除される要件となっています。
受講者数
各年度20名
受講資格
次の各号のいずれかに該当し、所定の手続きを経た者。
- 筑波大学大学院人文社会科学研究群に在学する者(休学中、留学中の学生の申請は認められません。また、他の研究群に在籍する学生は別途相談してください)。
- 筑波大学科目等履修生(大学院)として日本語教員養成課程への受け入れを許可された者。
受講料
次の各号のいずれかに該当し、所定の手続きを経た者。
- 筑波大学大学院課程に在学する者は、筑波大学に納付する大学院課程の入学料・授業料に含め、別途徴収しない。
- 筑波大学科目等履修生(大学院)として受け入れを許可された者は、筑波大学に納付する科目等履修生の入学料・授業料に含め、別途徴収しない。
カリキュラムと受講方法
人文社会科学研究群の日本語教員養成プログラムHP において指定されている科目から、必修科目を含む計25単位を修得する必要があります。別表内の選択必修の科目は同じ枠内の科目から必要な単位数を選択して受講してください。隔年開講の科目もありますのでご注意ください。
出願方法・最終修了審査・修了証の交付
出願方法、最終修了審査、修了証の交付については こちら をご覧ください。
科目等履修生制度を利用される方は、以下も併せてご確認ください。
- 科目等履修生制度に関する情報は こちら
日本語教員実践研修(大学院課程)
筑波大学「日本語教員実践研修(大学院課程)」は、日本語教師に求められる教育実践のための技能のほか、学習者の学ぶ力や社会とつながる力を育てる能力や、文化的多様性・社会性に対する態度を養うことを目的としています。人文社会科学研究群国際日本研究学位プログラム(博士前期課程)で開設する所定の科目2科目6単位を修得した上で、最終修了審査申請書を提出し、審査に合格すると修了証が発行されます。この実践研修の修了が国家資格である「登録日本語教員」として登録する要件の一つとなっています。
受講者数
各年度20名
受講資格
次の各号のいずれかに該当する者。
- 筑波大学大学院課程に在学する者(休学中、留学中の学生の申請は認められません)で、かつ、「日本語教員養成課程(大学院課程)」に定める単位をすべて修得予定の者。
- 筑波大学日本語教員実践研修(大学院課程)の修了を目的として筑波大学科目等履修生(大学院)として受け入れを許可された者で、かつ、次の各号のいずれかに該当する者。
イ)本学の「日本語教員養成課程(大学院課程)」に定める単位をすべて修得した者。
ロ)他の登録日本語教員養成機関で養成課程を修了した者、または修了見込みの者。
ハ)日本語教員試験において、基礎試験、応用試験いずれにも合格した者(基礎試験免除資格者も含む)。
受講料
次の各号のいずれかに該当し、所定の手続きを経た者。
- 筑波大学大学院課程に在学する者は、筑波大学に納付する大学院課程の入学料・授業料に含め、別途徴収しない。
- 筑波大学科目等履修生(大学院)として受け入れを許可された者は、筑波大学に納付する科目等履修生の入学料・授業料に含め、別途徴収しない。
カリキュラムと受講方法
下表に指定する2科目6単位を修得する必要があります。
科目名 | 単位数 | 必要単位数 |
・日本語教育実践研究1 ・日本語教育実践研究2 | 3 3 | 6 |
合計 | 6単位 |
*「日本語教育実践研究2」の履修にあたっては、あらかじめ「日本語教育実践研究1」を修了している必要があります。
*「日本語教育実践研究1」は秋学期に、「日本語教育実践研究2」は春学期にそれぞれ開講されます。両科目の間で年度が変わるため、科目等履修生として受講を希望する場合は、「日本語教育実践研究2」の履修の前に本学の科目等履修生(大学院)に改めて出願する必要があります。
出願方法・最終修了審査・修了証の交付
出願方法、最終修了審査、修了証の交付については こちら をご覧ください。
科目等履修生制度を利用される方は、以下も併せてご確認ください。
- 科目等履修生制度に関する情報は こちら
問い合わせ先
筑波大学人文社会エリア支援室
E-mail:jinsyainkyomu@un.tsukuba.ac.jp
住 所:〒 305-8572 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学人文社会エリア支援室
筑波大学大学院 人文社会科学研究群国際日本研究学位プログラム・国際日本研究専攻事務室
E-mail:office@japan.tsukuba.ac.jp
住 所:〒 305-8572 茨城県つくば市天王台1-1-1 人文社会科学研究群国際日本研究学位プログラム・国際日本研究専攻事務室